1

4

 

リフォームの手順:工事


ここでは手順4:工事ついて説明したいと思います。 工事は業者さんがするものなのでは?と思う人が多いと思います。 確かに作業は業者が行うものですが、なぜ工事を行うのかを考えると全てはあなたの願望から始まっている事も事実なのです。 もし隣の家に迷惑をかけるなら(恐らく迷惑を全くかけずに工事をする事は不可能だと思いますが)それを業者のせいにしても隣の家の人は納得しないでしょう。 あなたが工事をしたいから業者に依頼をしてその結果として隣の家の人に迷惑をかけているのです。 もちろん業者のモラルに問題があって騒音でトラブルになった場合は業者に文句を言うべきですがそれはあくまでも内々の事です。 対外的にはあなたが工事を希望したから廻りに迷惑をかけてしまっているという認識を持たなければなりません。 その視点に立って説明を進めていきましょう。



ポイント1・施主(あなた)の挨拶回り

簡単でもいいので迷惑をかけそうなところには一言挨拶をしましょう。 業者が挨拶に回るよりも前の早い段階でするべきです。 中には業者が挨拶にまわるから自分はしなくてもいいと思っている人も多いと思います。 でも、よく考えて下さい。 工事をする事を希望したのはあなたなのに「迷惑をかけます」と挨拶をして回るのはあなたがお金で雇ったあなたの遣いの人なのです。 これはちょっと失礼でしょう。 もちろん気にかけない人もいますが気にする人もいますのでできればあなたが簡単でもいいので挨拶をしておく事をお勧めします。 

ポイント2・業者の挨拶回り

業者の挨拶回りはクレームの受付先を配布するようなものだと思ってください。 「工事をさせて頂きますので何か不満や不備があればこちらに連絡してくださいね」と連絡先を配布してまわるようなものです。 あなたが心配しなくてもほとんどの業者は慣れていますのでうまく挨拶回りをして回るハズです。 ただ、気を付けなければならないポイントもあります。 あなたが工事を予定している期間に隣の家で重要な話し合いが行われる予定があるかもしれません。 どちらが優先されるべきか判断が難しいところですが、相手は他のだれにも迷惑をかけないのであれば迷惑をかけるこちらが自粛して騒音の発生する作業をやめるべきでしょう。 実際に挨拶回りに行ったときに「この日は法事があるから作業をやめてほしい」という話を頂く事もあります。 「引っ越しの邪魔になるからやめてほしい」と言われる事もあります(この場合はどちらも相手に迷惑をかける状態なのでこちらが一方的に自粛する必要はないと思われますが) この場合に大事になってくるのが工程表です。 工程表を挨拶回りに持っていってもらえば具体的にどの期間でご迷惑をおかけするのかはっきりします。 業者には工程表を持って挨拶回りをしてもらうように依頼しましょう。

ポイント3・駐車場の問題

工事ともなれば規模にもよりますが駐車場が最低2〜3台必要になります。 大抵一般家庭にはそんな駐車場の余裕はないでしょう。 近くにコインパーキングがあれば問題ありませんが住宅街ともなればコインパーキングが近くにないものです。 自宅の前に違法駐車する事になるケースも多くなるのが現実です。 周囲の家も工事の際には同じような形になると思います。 一言声をかければみなさん納得されるのではないでしょうか。 ご近所と一切のトラブルを抱えたくない方は月極駐車場を短期で借りるなどして用意をしましょう。 もちろん業者に仕事として依頼すればやってくれるでしょうが誰でもできる仕事をお金を払ってする事になるので節約を考えるのであれば自分でやるのが一番効率がいいと思います。

ポイント4・職人さんの予定を狂わせないようにしましょう

人生の中でリフォームをする事はそうありません。 あなたが気分が高揚してついつい現場の職人さんに話しかける事も多くなるでしょう。 コミュニケーションを取る事自体は良いことだと思います。 ただ、職人さんはみんな時間単位(それも分単位)で働いている事は忘れないでください。 彼らも一日に期待される仕事量をこなさないとお金にならないのです。 そしてあなたが思っている以上に職人さんは時間を大事にします。 あなたが現場で見ている作業は職人さんの行っている作業のほんの一部に過ぎません。 彼らは毎日朝早く(ほとんどの人が6時前)に起きて仕事の準備をしてあなたの家まで移動をしてきて夕方暗くなるまで作業をしてそれから自分の事務所なり倉庫に帰って後片付けをしてその後見積もりや請求書づくりなどの事務作業をこなして家に帰っているのです。 仕事に費やしている時間は毎日10時〜11時に帰宅する営業マンなどと比較しても変わらないほどです。 職人さんの頭の中は常にいかに効率よく目の前の仕事をきっちりと終わらせていくかで一杯なのです。 彼らの時間のスケジュールを狂わせる事のないように気をつかってあげましょう。 

次はリフォームの手順5:引き渡し  です